バイクツーリングの魅力と今回の旅の目的地

長い間、ボランティア活動を通じて共に汗を流してきた仲間たちと、今回は全く異なる形での時間を共有することにしました。
今回は、みんなでバイクツーリング。
私たちが向かう目的地は、ラーメン愛好家の中では、勝浦タンタンメン、竹岡式ラーメンと合わせて「千葉三大ラーメン」とも呼ばれているらしいアリランラーメンの発祥地「アリランラーメン 八平 長南町店」。
成田市からバイクで行くにはちょうどよい距離感のこのラーメン店に決まりました。
親睦を深める絶好の機会であり、それぞれのバイクで風を切って走るのは、私たちにとって新鮮なプチ旅行となりました。
選ばれたルートとその魅力

旅のスタートは成田市。私たちの一行は、125ccから250ccクラスのバイクにそれぞれ跨がり、初夏の清々しい朝を迎えながら出発しました。

今回のツーリングでは免許はあるけどバイクは所持していない人達もレンタルバイクを利用しての参加。
千葉県成田市にあるスポーツショップ栄光さんにてレンタルしました。
普段とは異なるバイクやバイクを所有していなくても免許さえあれば、このようなツーリングに気軽に参加できることはこの旅での新たな発見でした。
ルートは高速道路を避けて全て下道、成田市から八街市を経て東金市を抜け、長南町にある「アリランラーメン 八平」へと向かいました。このルートは、私たちのバイクの排気量にぴったりで走ることを楽しみ、より地元の風景を近くで感じることができました。

道中、私たちは30分おき位に地元のコンビニや道の駅で休憩を取りながら進みました。
ツーリングではこのこまめな休憩がとっても大事で後の疲労度が全然違います。
目的地の八平付近の緩やかな山道は、緩やかなコーナーと信号の少ない道でバイクに乗る喜びを十分に味わうことができ、田園と山々が織り成す風景は、都市の喧騒から解放されるにはぴったりの光景でした。
ツーリングをしている道中では対向車線ですれ違う見知らぬライダーたちと手を挙げて挨拶を交わすことが何度かありました。
これら一瞬のコミュニケーションは、同じ趣味を持つ者同士の共有感を感じさせる、バイクならではの楽しみの一つですね。
アリランラーメン八平では待ち時間1時間超えの食事体験

目的地である「アリランラーメン 八平」は人気店で、到着するとすでに多くのバイクが駐車場に並んでいました。

敷地がかなり広いのでお客さんはあまりいないように見えますが、11時頃についたのにもかかわらずお店はお客さんでいっぱい。
私たちは1時間以上待つことになりましたが、その価値は十分にありました。


玉ねぎをベースに、豚肉、にんにく、ニラ、ネギを使ったピリ辛のスープと、自家製の中太麺との相性が抜群のラーメンで、峠を超える時に体力をつくものをという思いで生まれた一品のようで、注文した「アリランチャーシュー」のスープはにんにくが効いていて醤油ラーメンを思わせるような味わいでいて醤油味ではないような、今まで食べた事のないものでした。そして、ラーメンの上にのっている口の中でとろけるトロトロのチャーシューも美味い。

待ちに考待ったラーメン!いざ食べ始めるとみんな無言で夢中になって食べました(笑)
アリランチャーシューがおすすめです。
参照:日本一食べにくいラーメンは千葉に?!千葉のご当地グルメ『アリランラーメン』が食べられるお店4選 | favy[ファビー]
バイク隊列の一時的な分断と再合流

アリランラーメンで心も体も温まった後、私たちは九十九里方面の海沿いを通ってはにわ道で成田へという帰路につきました。
途中パーキングエリアで海を眺めながら休憩をして帰路を走行中、隊列が伸びてしまい各自バラバラになってしまう事態もありましたが、あらかじめ休憩時にルートを確認しながら進んでいたこともあり、道の駅オライ蓮沼で無事で全員が合流、今回のツーリングに新たなドラマが加わりました。
全員そろったところで再出発、はにわ道を通って全員無事に成田市へ到着することができました。
成田でのお疲れ様会:今日のツーリングを振り返りながら乾杯

私たちは成田市に戻り、各自帰宅した後にバイクを置いて近くのお店に集まりました。
そこで、今日一日のツーリングを振り返るお疲れ様会を開きました。
道中の風景、ラーメンでの昼食、そして予期せぬトラブルとその解決と各々が思い出を共有しながら、冷えたビールを手に乾杯しました。
うーん!この一杯がたまらない!

ツーリングの話と美味しい料理を肴にお酒が進みます。
打ち上げの席では、すでに次回のツーリングの計画も話題に上がりました。
Aさん、Iさん次回を楽しみにしています。
バイクツーリングの絆を感じることができる、これぞまさにライダーたちの至福の時でした。
第一回おやじのバイクツーリングを終えて

今回、第一回目の「おやじのバイクツーリング」は事故や怪我など大きなトラブルもなく大成功でした。
企画してくれたSさん、本当にありがとうございます。
レンタルバイクを利用することでメンバーも徐々に増えそうな気配をみせており、次回はさらに多くのリターンライダーが参加するかもしれません。
私自身も、ツーリングをより快適にするためのグッズやバイクカスタムに目が向き始めています。
レンタルバイクは、バイクツーリングへの敷居を下げ、誰もが気軽に楽しむことができる素晴らしいサービスです。異なる排気量や普段乗っていないバイクを試す絶好の機会でもあります。
バイクツーリングに興味がある方は、是非この機会に利用してみてはいかがでしょうか。
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